熱い缶コフィー diary

気持ちを込めて書かさせていただいてます。

第二の手記

 

私は最強のデュエリストにはなりませんでしたが、

やがて地元の中学校に入学しました。

 

14歳になり、学年の皆の顔がようやく

分かるようになった頃、

ある噂が学校中に回ったのです。

 

「シヅ子、太一のことが好きらしいよ。」

 

シヅ子は学年一の色女でありました。

頭も良く、スポーツも万能で乳も大きい。

無論、学校中の男はシヅ子に好かれるために

あらゆる手を尽くしました。

(実ったことはありませんが・・・)

 

私はシヅ子のことは苦手でした。

美人だとは思っても、なぜか好きにはならなかったのです。

 

それもそうでしょう。

私には想う人がいました。

クニ子です。

 

クニ子は地味な女でありました。

成績もそれほど良くなかったし、

スポーツもそこそこ、

しかし、私の好きなショートカットであったのです。

 

目で追うごとに好きになりました。

 

ある秋の放課後。

私は教室に1人で残って勉強をしていました。

(宿題をやっておらず、罰として課題を与えられたと

記憶しています。)

 

ふと斜めを見ますと、クニ子のリコーダーが

剥き出しになっていたのです。

 

私は思わず席を立ち、近くまで寄りました。

 

しかし、もしバレたら?

バレずとも私の中で、純愛と性欲が喧嘩し、

悩みました。

 

愛する女を裏切ることになります。

しかし、14歳の私の性欲の強さは太平洋でも

測りきれないほど溢れていました。

 

悩みました。純愛と性欲、葛藤しました。

 

考えた私は、シヅ子のリコーダーを舐め回しました。

 

私のことを好いているのだし、性欲も満たされる。

この時私は自らのことをエジソンだと錯覚したのです。