日曜日
洗濯物を叩く音が脳の奥に微かに響いてくる。
AM11:06
俺は目覚めた。まだ眠い。
パタパタと洗濯物を叩く音とパンの匂いが
俺の意識をより鮮明にする。
「焦げてんで。」
俺は目を擦りながら呟いた。
「えーっっ」
ミナミは洗濯物を放り出してトースターの方へ
駆けて行った。
今日は14:30からの映画アラジンを見に行く予定だ。
バタバタはしたがシャワーを浴び朝ごはんを済ませ
俺たちは家を出た。
車ではミナミが大好きなブルーノマーズをかけるか
尾崎をかけるかでプチ喧嘩。
もちろんブルーノマーズをかけることになる。
俺はそんなしょーもないことに一生懸命になる
ミナミを見て可愛さを再確認する。
程なくしてキャナルシティに着き、映画館へ。
チケットを購入しシアター16を目指し3階に向かう。
ポップコーンを買い席に着く。
塩とキャラメルのハーフアンドハーフ。
予告を見ながら
「これめっちゃ見たい!!」
というミナミを見ながら俺は幸せを
ポップコーンとともに味わう。
映画が終わり、俺たちは夜ご飯を食べて解散。
車で彼女の家まで送りお別れのキス。
とても幸せだ。
さぁ、あとはこの素晴らしい日曜日を
風俗に行って終えるとしよう。